会費制結婚式
準備・流れを徹底解説
結婚式プロがスッキリ解説
会費制結婚式には興味があるけど準備の進め方が解らない。結婚式の事は結婚式場に相談すればいいの?会費制結婚式は安いけど騙されそうで不安・・・などなど様々な想いがあると思います。結婚式は一生に一度の大切なイベントになります。一生に一度だから結婚式の事など詳しくない事が普通です。逆に「何度も結婚式しているから詳しいよ」という方が居ても問題ですよね。
まず、「会費制結婚式をしたい!」と考えたら結婚式場に相談してはいけません。会費制結婚式をしたい!と考えたら会費制結婚式の「プロデュース会社」に相談しなくてはなりません。会費制結婚式の準備「プロデュース会社選び」から始まります。
準備1|プロデュー会社探し
会費制結婚式はホテルや結婚式場でも行う事はできます。しかし結婚式場や専門式場で会費制結婚式を依頼すると「普通の結婚式を会費制で実施する」という風になってしまい自己負担金額が異常に高い会費制結婚式となります。会費制結婚式を行うのであれば「結婚式場」や「専門式場」ではなく「ウェディングプロデュース会社」に依頼しましょう。
会費制結婚式のプロデュース会社は「結婚式をリーズナブルに実施する専門会社」だと思ってくれても良いと思います。※一部高額なプロデュース会社もあります
会費制結婚式をしたいと思った方は「リーズナブルでゲストに楽しんでもらえる結婚式がしたい」と思っていると思います。そんな願いを叶えたいなら「会費制結婚式のプロデュー会社」をしっかと選ぶようにしましょう。
プロデュース会社の種類
実はプロデュース会社にもいくつか種類があります。プロデュース会社選びを失敗すると会費制結婚式は本当に失敗してしまいます。この記事をしっかりと参考にしてプロデュース会社選びを失敗しないようにしてください
NGなプロディース会社の特徴
この5つの項目に当てはまるプロデュース会社はやめた方が良い会社だと思います。
会費制結婚式とは言え、お二人の一生に一度の大切な結婚式である事は間違えありません。そんな日に適当な対応をされては折角の1日が台無しです。特に「結婚式で黒字化」など絶対あってはなりません。必ずどこかにしわ寄せが出てしまい失敗につながります。
プロデュース会社選びの後は会場選び
プロデュース会社をしっかりと選んだら次は会場を選ぶ流れになります。会費制結婚式の会場はプロデュース会社の提携している会場を紹介される流れがよくある流れになります。プロデュース会社の特徴として同一のプランで沢山の会場から好きな場所を選択できるというメリットもあります。
その他にも自分で先に会場を選びそのあとにプロデュース会社を決める方法もあります。どのようにするかはお二人のイメージに合わせて決めていいと思います。
プロデュース会社選びで安いからと言って「2次会幹事代行サービス」などの会費制結婚式のプランを利用すると2次会で利用するようなカフェを紹介されてしまう事も多々あります。
会費制結婚式の会費は2次会のように安くなりません。中途半端なカフェのような会場で1万5千円の会費設定をするよりも、しっかりとコース料理が出せる会場で2万円の会費で結婚式を実施した方がゲスト満足度はとても上がります。
準備2|料理スタイル
2つのスタイルについて
コース料理orビュッフェ料理
会費制結婚式には大きく2つのスタイルがあります。それはコース料理スタイルとビュッフェ料理になります。どちらのスタイルを選択するのか迷われる新郎さん新婦さんもおります。私のアドバイスとしては「迷っているならコース料理」だと思っております。その理由は「コース料理の方がゲスト満足度が格段に高いから」です
「コース料理」or「ビュッフェ料理」迷った時のアドバイス
間違ったビュッフェ形式の知識
高級店のビュッフェは安心ではない
私がプランナーをしている際に新郎さんから「高級店のビュッフェなら大丈夫でしょ?」と聞かれました。なぜそのように考えているのかは解りません。なぜか高級店のビュッフェ料理はゲスト満足度が高いと考えているようです。この考えは間違っており実際は「高級店のビュッフェは量が少なく男性陣には不評」「男性が料理を取りすぎる為、女性陣が不満」という結果がプロからのアドバイスです。
呼んだ人数分の椅子を用意して欲しい・・・
ビュッフェ形式でよく受ける要望ベスト1になります。パーティー時間を受付から計算すると2.5時間程あります。立ちっぱなしはかなり厳しい。安くしたいからと言って選んだ2次会で利用する雰囲気の立食60名の会場・・・・例えば、この会場に50名のゲストが参加するとします。
立食で60名の広さの会場に全員座れる椅子を出すスペースなどありません。こんな厳しい現実を契約後に聞かされる・・・こんな問題はよくある話です。そもそも50名のゲストを全員座られたいなら立食で80名以上入る会場を選ばないと満足なスペースはありません。これもプロの常識です。
料理大丈夫でしょうか??
ビュッフェ形式を選択した新婦さんが開催日直前で口にする言葉ベスト1「料理大丈夫でしょうか?足りますか?美味しいですか?」この言葉本当によく聞きました・・・「不安です」と最後にボソッと言われてしまいます。
そもそも、私は現役時代から現在も会費制結婚式とは言え「ビュッフェ形式」を一切オススメする事はありません。「不安です」とい言われた新婦さんにもお店を決定する前にしっかりと説明をしています・・・それでも価格に負けてビュッフェを選択してしまいました。その結果「不安です」となってしまうのです。
私の結論として・・・会費制結婚式でビュッフェはオススメしませんという結論になります。
準備3|企画・進行を決める
プランナーとしっかりと打合せをします
会費制結婚式のプロデュース会社を選択する際に「スタッフの平均年齢が若いとNG」とアドバイスをさせてもらいました。別に歳をとっていれば良いという訳ではなく「経験豊富なプラナー」が居る事が重要という事になります。
会費制結婚式は準備が難しい
ホテルや専門式場の場合には多少の間違えが生じても社内で何とかなる事も多くります。その為、多少経験不足でも周りにいる先輩などが助け舟を出す事もできます。しかしプロデュース会社のプランナーの場合にはそうはいきません。基本的に提携会場に出向き「結婚式を滞りなく実施する」という事が必要になります。打合せにもし不備が生じてしまうと誰も助けてもらえません。それだけに会費制結婚式のプランニングにはプランナーの経験が必要になります。
会費制結婚式では招待状も出す
会費制結婚式では招待状もしっかりと出すようにしましょう。結婚式の招待状は「演出」の一つでもあります。最近ではWEB招待状というやり方もあります。しかしWEB招待状は手軽に扱う事ができるというメリットの反面「簡単に断る事も出来る」というデメリットがあります。結婚式の2次会などであればそれでも良いとは思いますが「会費制結婚式」のように「わざわざ1日のスケジュールを空けてもらって開催する」パーティーの場合には紙の招待状を「ひと手間かけて発送する」事をおススメします
会費制結婚式でも挙式は出来る
会費制結婚式でも挙式をする事は「しっかりしたプロデュース会社」であれば可能です。2次会を基本としたプロデュース会社では出来ない可能性もあります。また、「挙式」というスタイルではなく「誓いの言葉だけ」を演出で実施するスタイルなどもあります。挙式を全くやらないよりも「挙式っぽい演出」を入れる事で結婚式全体にまとまりができます。
このように会費制結婚式には様々進行や演出方法があります。この他にも会費制結婚式の中で「ゲーム」をしたり「ダンス」を楽しんだり「バンドや音楽演奏」をする方もいます。楽しみ方のスタイルは普通の結婚式の比ではありません。それだけに会費制結婚式のファーストステップ「プロデュース会社は選び」は会費制結婚式の準備で最も重要な要素だと思います。