費制結婚式は安い・会費制結婚式はゼロ円で出来る。など会費制結婚式はリーズナブルでお得な結婚式という認識だと思います。プロの目線から見ても概ね間違っていないと思いますが「安いサービス」には裏があります。これから会費制結婚式のワナをプロがしっかりと解説します。

安いのにコース料理が出せる理由

会費15,000円コース料理が出せる！というプロデュース会社をたまに見かけますが・・・ハッキリ言ってかなり怪しいプロデュース会社です。まずコース料理といってもフルコースとコース料理は違います。フレンチ・イタリアン・中華・和食などコース料理の種類も様々あります。もっと言えば、ランチコースとディナーコースとウェディングのコース料理は食材から内容まで全て違います。

「知らないからバレない＝大丈夫」これが「会費制結婚式のワナ」悪徳プロデュースの本質になります。そもそも15,000円の会費でコース料理を出すとするなら料理費用は8000円前後になります。8000円でフリードリンクとコース料理って・・・ランチコースですね。

いくら会費制結婚式だからと言ってもランチコースでは恰好が付きません。折角時間を作って参加してもらった友人・知人に申し訳ないと思った方が良いと思います。

0円で出来るに騙されない！！

「タダ」「ゼロ」「黒字」と言った妙な看板の会費制結婚式を見かける事がありますがこのようなプロデュース会社もかなり怪しいです。まず、関係業者の値段をひたすら安く叩く傾向があります。これを企業努力というならそうかもしれませんが・・・叩かれた業者の対応は当然悪くなります。サービスの低下は避けられません。

サービスの低下をしない代わりに強烈な営業をかけられる可能性もあります。その良い例がドレスショップですね。

ドレスショップは昔から安そうに見せて営業で高いドレスを販売するという流れが定番スタイル。必ず10万円20万円は単価アップされます。以前式場のプランナーが「ドレスだけで100万円」になったと自慢していました。ドレスが100万円です。オーダードレス買えますよね。こんな商売は悪徳としか言いようがありません。

このようなスタイルを招く可能性があるプロデュース会社のスタイルが「ゼロ」「タダ」「黒字」という看板の会費制結婚式プロデュース会社になります。このような会費制結婚式のワナにも気を付けましょう。

造花が当たり前のプロデュース会社

プロデュース会社のワナは装花にも及びます。結婚式の装飾は基本生花は常識・・・と思っているかもしれませんが格安系のプロデュース会社では「造花」を当たり前のように使用します。しかもゲストテーブルの装飾が造花です。

「えー」ってゲストは心の声で叫んでいます。そのあと「まぁ食べられないしね・・・」とゲストは何となく納得します。

こんな流れを作る事自体がアウトですよね。これも会費制結婚式のワナ。安いという言葉の裏側になります。

自社ブランド程怪しい

先程、少し話をだしたドレスも同様・・・「自社ドレスショップだから最新ドレスが無料貸し出し」というキャッチフレーズも見かけます。ドレスは専門店の方がはるかにクオリティーが高く店員の接客も上です。

自社ショップなどで仕入れをしたところで中国製のペラペラドレス3万円～5万円を10点程度仕入れてくるのが現実・・・。折角の日にペラペラドレスを着るも微妙です。

会費制結婚式の場合「自社だから安い！」という言葉は地雷になります。完全なワナなので要注意です。結婚式しか出来ない会社は結婚式しかプロではなく、衣装・美容・写真などの専門性はゼロになります。

会費制結婚式の甘いワナには気をつけましょう

「ちょうどいい会費制結婚式」オススメプロデュース会社

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