格安結婚式とは?

格安結婚式解説 Step1

最近、インターネット検索で目にする結婚式のキーワードに「格安結婚式」というキーワードを目にする事があります。ちょっと興味があったので格安結婚式という結婚式はどのような結婚式なのか覗いてみました。

格安結婚式の定義はこれと言って定まっている雰囲気はありませんでしたが「通常〇〇円を50%OFFでご提供できる!」や「69,000円の結婚式!」や「0円で叶う結婚式」など様々な格安結婚式がラインナップされていました。

格安結婚式が実際「どの程度のクオリティー」なのか?ここをしっかりと判断しないとゲスト満足度の低い結婚式になってしまう可能性が高くなってしまいます。折角の結婚式なのに「ゲスト満足度が低い」というのも嫌だと思います。そんな事にならないように格安結婚式の仕組についてしっかりと理解しましょう。

格安結婚式の仕組み

格安結婚式解説 Step2

格安結婚式が「なぜ他の結婚式よりも格安に出来るのか?」このポイントを理解しておかなくては、「安い=質が悪い」という最悪の結果になってしまいます。格安結婚式を扱う会社とは「0円で叶う」「自己負担0円」「タダで出来る」「黒字」などキャッチフレーズにやたらと「0円」というキーワードを強調してきます。

しかし、知恵がないというか・・・ウェディング業界のレベルの低さを露呈していますね・・・すみません少々毒を吐いてしまいました。

このような会社がどうして0円で結婚式を行う事ができるのか?それは非常に単純な仕組みになっています。

それは「安い業者を使うから」です

結婚式費用の5割は料飲食代金つまり会場費になります。ホテルや専門式場は維持費がすごく高いので会場費も高額になります。こんなところを利用しては「0円で叶う」という訳にはいきません。そこで、格安結婚式の会社は「カフェ」「ダイニング」「カジュアルレストラン」などを利用する仕組みを提案します。カフェやダイニングなどは基本的にはビュッフェスタイルの結婚式2次会料理になります。格安結婚式とは言え・・・おススメはできません・・・・

その他にも「ドレスは2次会ドレス」「音響は社内スタッフ」「2次会司会者」など結婚式の2次会などで利用する仕組みを「格安結婚式」で利用しています。2次会のアイテムは安く仕上げる為に「作業工数を削減し提供」されます。つまり、こだわった事は出来ません。また2次会ドレスなどは「数年前の型落ちドレス」「廃棄予定のドレス」などを安くレンタルしています。それでも高いという方はインターネットなどで格安ドレスを手配する事もあるようです。

Amazonの格安ウェディングドレス

ゲスト満足度は考えずに、上記のようにすれば「格安結婚式」は可能になります。

0円で叶う結婚式?
貯金0円でOK?本当?

格安結婚式解説 Step3

さて、ここからが格安結婚式は「本当に0円で出来るのか?」という話になります。結論から言うと「やり方次第では0円で結婚式は出来る」という回答になります。まぁここまで読んで頂けたならわかると思いますが、「品質を落とす」事で0円の格安結婚式は実現可能という事です。

格安系のウェディング会社の掲げる「0円で叶う結婚式」とは質を考えなければ「ウソではない」という事になります。

たまに見かける「貯金0円でも結婚式ができる」というフレーズについては「ちょっとまった」というイメージはあります。

0円の格安結婚式を扱うウェディング会社の多くは「前金」「お申込み金」を少なからず支払ってもらっています。その額は色々ではありますが多くのウェディング会社が「前日までに結婚式費用の全額を指定口座へ入金」「前日までに結婚式費用の半額を入金」などの契約なっている事も多くあります。

その為、貯金0円で出来るは「ウソ」かもしれませんね。

ちなみに格安結婚式だから大した金額ではないと思っていたら大間違い!!1人2万円で100名の会費で行う結婚式であれば総額費用は「200万円」です。その半額だとしても100万円になりますので金額はしっかりと把握しましょう。

他人のお金だけで結婚式は不純!

格安結婚式解説 Step4

ゲストの会費だけで自分の結婚式費用を全て支払って0円で結婚式をする。という考え方は「賢い」という表現ではなく「あざとい」に近い表現になってしまいます。色々な考え方の新郎・新婦がいますので全て否定する事もありませんが・・・・「お金を出したくない」「満足のいく結婚式をしたい」と要望は少々無謀な気もします。

よくある事例「会費1万円でコース料理」「ドレスも着たい」「雰囲気の良い結婚式場」

こんな場所があればそりゃゲストも新郎・新婦も満足できます。しかし、こんな都合の良い会場はある訳ないのです。

わかりやすいように数字(費用)で解説しましょう

コース料理平均金額(ドリンク代含む)1万円~1.2万円
ウェディングケーキ1名1,000円~1,500円
ドレスレンタル料金15万円~
ヘアメイク10万円前後
花・会場装飾費10万円前後
音響費用10万円前後
司会者費用5万円前後
プロカメラマン8万円前後
プロデュース費用20万円前後
お車代などの諸費用平均8万円~10万円
会費制結婚式平均的な費用感

このように結婚式にかかる費用は「料理とドレス」以外にも多くの項目があります。上記のイメージから「コース料理」をゲストにふるまいたい場合には最低でも「会費設定2万円~」または自己分金額をある程度出すつもりでゲスト会費を下げる必要がります。

自己負担30万円~40万円で
普通の結婚式が出来る

格安結婚式解説 Step5

ゲスト満足度の高い結婚式をしたい場合には「バランスの取れたウェディング会社」を利用する必要があります。2次会のような格安結婚式ではなくて、普通の結婚式を格安に実施する方法を提案してくれる「ウェディング会社」です

このような会社の特徴は紹介する会場に「カフェ」「ダイニング」などの2次会で利用するような会場が少ない事「コース料理」を基本に推奨する。などいくつかの特徴があります。

また、「自己負担0円で出来ます!」とは決して言いません。初期見積もりの段階で自己負担は30万円~40万円の間で提示されると思います。「自己負担30万円程」で品質も良くゲスト満足度も高い結婚式を通常価格よりも格安で叶える事ができます。

全額ゲストの負担に頼った格安結婚式でゲスト満足度を下げるよりも「30万円程」の自己負担で満足度の高い結婚式をされる方が一生の思い出として質の高い結婚式になると思います

2次会のような雰囲気になってしまう「格安結婚式」を考えている方は「ちょうどいい価格」の普通の結婚式も考えても良いと思います。

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